マツダ CX-5 ヘッドライト 黄ばみ修理例
表面のハードコートが経年劣化により傷み、はがれてきて黄ばみ始めているので修理致します、
すでにボディーより取り外されているのですが、イサムレンズリフォーマー3を使用して黄ばみの除去と表面保護の作業へ移りましょう。
黄ばんだポリカーボネイト製のレンズ面を320番から5000番のペーパーを使い、温度が上がらぬように注意しながら黄ばみと残っているハードコートを研ぎ落してペーパー目を細かくしています。
レンズ表面の温度が上がらないように注意しながらポリッシングを行い透明な状態にしてから洗浄、マスキングに掛かりました。
マスキングを行った後に静電除去剤を使用して脱脂していますが、従来のシリコンオフを使用するとレンズ素材に悪影響があり塗装時にクラックが入るトラブルにつながります。
主剤と硬化剤は一対一の配合なので、はかりを使用して正確に計量しました。
マニュアルでは2回の塗装で仕上げるのですが、急な溶剤の浸透によるトラブルが発生すると良くないので、バラ吹を入れて2.5回塗装で仕上げます。
乾燥硬化してからボディーに取り付けて完成しました。
(Visited 21 times, 1 visits today)