マツダ CX-5 フェンダー、バンパー修理例

フロントバンパー右側を他車との接触により生じた損傷を修理していきます。

バンパーに押されて右フロントフェンダーとドアのチリ(すきま)が狭くなりました。

ボディー寸法が狂っていないか計測を行い作業を進めます。

タテ寸、対角、フェンダーの位置を引き作業と並行して行っています。

フレーム修正機のタワーを使用しながら引きが必要なアッパーサポート、エプロン、ステー等、数か所を引き出しています。

フェンダーパネルのバンパー隣接部に発生した歪、色割れを研磨を行い取り除きました。

二液型サフェーサーを塗装して加熱乾燥を行います。

新品バンパーは未塗装品なのでボディー色を塗装します、色ヌキ部分に傷を付けないようにマスキングしてから足付け作業を行っています。

色をかけてはいけない部分をマスキングしてハンガーにセットしました。

シリコンオフによる脱脂、PPプライマー塗装後に柔軟性のあるバンパー仕様のサフェーサーを塗装しています。

加熱乾燥後にサフェーサーの足付に掛かりました。

色違い感が少なくなるように付属品も一緒に塗装を行います。

素地部分との境目はベースコートとトップコートでずらしています。

トップコートクリアはバンパー用ハードナーを使用するバンパー仕様のクリアを使用することにより、変形によるひび割れを起きにくくします。

樹脂部品の塗装が完了しました。少し乾いた適切なタイミングでマスキングをはがします。

サフェーサーの研ぎ、下地作業の後にマスキングを行いフェンダーの塗装に掛かりました。

トップコートクリアー仕上げ吹きを行っています。

乾燥後、組付け、点検を行い最後に光軸調整を済ませて完成しました。

 

このたびはM様 まことにありがとうございました

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