ニッサンセレナ ルーフパネル部分補修例
屋根の左前方に3~4ミリ径の飛び石傷を部分修理致します。
部分修理を行うことで新車塗膜を活かせる修理方法となります。
飛び石傷の中に錆が発生しています。
作業中、お預かりした車両にダメージを与えないように毛布、エアクッションを使用します。
カッターとデザインナイフを使用してサビを削り取っています、サビが潜り込んでいる可能性が有るので飛び石痕を一回り大きく削りだしました。
二液型サフェーサーの調合を行い、修理部に針を使用して充填しています。
電気ヒーターを使用してサフェの硬化を促進させています。
加熱硬化後、はみ出たサフェを研ぎ、純正色のベースカラーを乗せました。
ベースが乾燥してからパールを乗せていきます。
三対一LXクリアーの調合を行いパールの上に乗せていきます、痩せてくぼまないように半乾きでもう一度乗せました。
ヒーターを使用して加熱硬化を促進させています。
翌日も加熱を行いました。
加熱硬化後、盛り上がったクリアーを研いで平らに近く整形しています。
2000、3000,5000番で研ぎを行った後にポリッシング作業でペーパー目を消しています。
二種類のコンパウンド、三種類のバフを使用してポリッシングを行いました。
周辺部の清掃を行い、完成しました。
この度はY様 誠にありがとうございました。
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