雹害にて発生してしまった屋根を新品パネルに交換にて修理を致します。

フロントウィンドウを取り外しルーフヘッドライニング（屋根の内張）を取り出しています。

交換作業を行うにあたり、周辺部にダメージを与えないようにマスキングを行いました。

一か所づつ、スポットカッタードリルを使用してスポット溶接部全て表の鉄板のみを削ります。

タガネ等、も使用しルーフパネルを外します。

新品ルーフ取り付け時に異音が発生しない様、柔軟性が保たれるビームクッションを骨組みと接触する部分に使用しています。

こちらは接着に使用するパネルボンドになります。

ボディー側とルーフ側の接着面をベルトサンダーを使用しキレイに鉄板を剥いて両側にボンドをへらで刷り込んだ後厚盛して接着します。
バイスプライヤーを出来る限り数多く使用して固定、硬化を行います。

パネルボンドが十分に硬化してから、はみ出たボンド処理等を行い、ルーフ全面に硬度のある二液型サフェーサーを塗装して天日を利用し硬化させています。

サフェを研ぎこみマスキングを行い、シーラーを流します。

トップコートクリアーは耐スリ仕様のグリフィスクリヤーにて仕上げを行いました。

クリア仕上げを行い塗装が完了しました。

組み付け時に診断機を使用し、異常をリセットしていきます、すべて正常に戻りました。

ポリッシング、清掃、別件の作業を終えて完成しました。

この度はT様　誠に有難う御座いました。