ダイハツ ハイゼット 左側ドア修理例

助手席側ドアの損傷を修理致します。

後ろ側下部がへこんでしまいました。

スタッドを使用して引き作業を行うので、スパッタでガラスにダメージを与えない様、毛布等を使用して養生を行いました、

スタッドのスパッタ(火花)がガラスにあたるとダメージが入ります。

スライドハンマーでゴンゴンやると出すぎてしまうので、じわっと引いていきます。

サビの発生につながるパネル裏のコゲを最小限にするため、必要最小限の電気で熔植を行います、通常焦げません。

スタッド引きを行った後にハンマリングを行い鉄板面を整えます。

フェザーエッジを作りパテ作業に移ります。

脱脂を行いヒーターでパネルとパテを温めファイバーパテを付けました。

ファイバーパテを整形しました。

仕上げ用の180番パテを付けました、ガイドコートを塗ってしまったので黒くなっています。

ポリパテを整形しました。

後々のパテヤセを発生させない様に追加で加熱を行い硬化を進めます。

マスキングを行いサフェーサーを塗装します。

加熱硬化後にサフェーサの研磨、塗装部分の足付けを行っています。

塗膜の樹脂に浸透した水分を追い出すためにヒーターで加熱を行いました、

トラブルになるのでパテの水研ぎは一切行いません。

マスキングを行いました、プレスラインにバックターンテープを使用して塗装範囲を限定しました。

ベースコート、トップコートクリアの塗装が完了しました。

加熱硬化後にバックターン部、ゴミをポリッシングで整えています。

絞りも行わず裏面に焦げは無いと思われますが念の為、防錆剤ラストップの塗布を行いました。

コンパウンドをふき取り完成しました。

 

 

この度はI様 誠にありがとうございました

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