レクサス フロントバンパー 左フロントドア修理例

落下物によりフロントバンパー、サイドマッドガード、左フロントドアに発生した損傷を修理していきます。

フロントバンパーは損傷を受けた部品を新品部品に取り替えます。

アルミパネルがへこんでしまいました。

ホットボンドを使用した引き出しを行ってからアルミ素地を滑らかに研ぎだし、プライマーを塗装します。

イサム塗料の二対一で使用するプライマーを塗装することによりアルミ地とパテの間のトラブルをおこりにくくさせました。

充分に加熱、硬化反応を進めています。

損傷度合いでは120番のパテでも良いのですがより強度のあるファイバーパテを硬化したプライマーに足付けを行ってから薄付けしました。

充分に加熱硬化を行ってから研磨、整形に移ります。

乾きやすく残らない艶出しスプレーを使用して形状の点検を行い、パテ整形が完了しました。

サイドマッドガードも損傷部の成型が終わり、プライマー処理を行ってからサフェーサーを塗装します。

ボディー側も車両全部にマスキングフィルムをかぶせてマスキングを行いました。

シルバーが染まりやすいようにグレーの二液型サフェーサーを塗装しました。

サフェーサーも十分に加熱硬化を促進させてから研ぎ始めます、黒いガイドコートを付けてから硬い当て板を使用して空の600番より研ぎ始めます、

整形に水研ぎはしません。

サイドマッドガードを先に塗装を行いました。

割れにくいように樹脂仕様のトップコートクリアを使用します。

部品と車両を入れ替えて、マスキングを行い塗装の準備が整いました。

ベースコート(シルバー)とトップコートクリアの塗装が完了しました。

メッキ調シルバーになります。

新品バンパーを取り付けできるように組み立てていきます。

問題なくフロントバンパーを取り付けることが出来ました。

お預かり中バッテリーが消耗するのでフル充電を行っています。

診断機を使用して故障診断を行い、DTC(故障履歴)が出た場合リセットを行い、全システム異常なしになりました。

組付けに異常がないか?総点検と作動確認、ポリッシングを行い完成しました。

 

この度はI様 誠にありがとうございました

 

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