フロントバンパー右側下部も傷を修理していきます。

ロアグリル側の下部も削れてしまいました。

下から入力したので、傷の上側がひびが入り膨らんでしまいました、加熱を行い元の形状に近づけていきます。

ヒートガンも併用して膨らんだ部分を100度以上に加熱しています、灯火類は熱で変形しないようにアルムフォイルを使用してガードしました。

各種、道具を使用して冷めないうちに整形を行いました。

整形が進んだのでパテ付けが出来るようにダブルアクションサンダーを使用して表面の塗膜を削り落とします。

素地部分にヒビが入っていたのでコテを使用し溶かしてくっつけています。

怪しい部分もコテで溶かし込んでいます。

もう一度アクションで表面をならしました。

下部の深い傷は研ぎだして形になりました。

パテ付け、サフェーサー塗装前には素地部分にプライマーを塗布しています。

ホワイト系樹脂仕様の二液型サフェーサーを塗装しました、ヒーターを使用して充分に加熱硬化反応を進めます。

サフェーサーを研磨してから周辺部に足付けを行いマスキングを行っています。

マスキングが完了して塗装を始めます。

ホワイトパール色なので、ベースの白、パール層、トップコートクリアーと三回に分けて塗装を行いました。

柔軟性のある樹脂仕様のクリアなので確実に加熱硬化させる必要が有ります。

翌日にポリッシングを行い、ボカシ部と付着した糸ゴミを落として磨いています。

清掃、点検を行い完成しました。

 

このたびはH様　誠にありがとうございました