追突事故により後部に発生した損傷を修理致します。

リアバンパーも損傷してしまいました。

リアバンパーを外し、バンパーで隠れた部分の損傷を点検しています、

バンパーに押されてロアバックパネルまで損傷が波及していました。

損傷を受けたリアゲートを分解してガラスを外しました。

フレーム修正機を二基使用してロアバックの損傷を修理しています。

バンパー取り付けナット部も引き出さないとゲートとバンパーの出が合いません。

新品ゲートと新品バンパーの仮合わせを行い、建付け、チリが正しいか確認しています。

寸法が出たので塗装工程に移り、二液型サフェーサーを塗装しました、

この後に、塗装ブースより出してヒーターを使用し加熱硬化を行います。

サフェーサーの研磨等を行い塗装作業に移ります、

トップコートクリアは日本ペイント製GLクリアを使用しました。

水漏れをおこさないようにシーリングしてから塗装を行いました。

加熱硬化後に防錆剤（ラストップ）をパネルヘミング部へ吹き付けます。

長期間錆が発生しにくくなるように、溜まるくらい吹き付けています、

溶剤臭が車内に入らないように乾燥させてからボディーに取り付けるよう心掛けています。

リアゲートを組付けしてからポリッシングを行い、ネームプレートを位置決めの型紙を使用して貼りつけてました。

お預かり中バッテリーの放電が進んでしまうので充電を行っています。

取替部分と異なる場所に故障履歴が出たりしますが、全項目を点検してリセット致しました。

陸運局にてライセンスプレートの再封印手続きを行います。

作動確認、水密検査を行い完成しました。

 

この度はH様　誠にありがとうございました