左リアドア及び、クオーターパネルの損傷をリサイクルパーツを使用して修理致します。

リアドア、ロックピラー部、ハウス部分の修理ですが、リアフェンダーは鈑金修理、リアドアはリサイクルパーツに交換いたします。

リサイクルパーツの同色ドアに取り換えるために分解を行っています。

ジャッキアップを行い、サイドマットガード、テールレンズ、バンパー等を取り外し、高圧洗車機を使用して清掃しました。

ライナーを外し清掃することにより、水漏れの原因となるハウス内シーリング割れを点検します。

損傷を受けたドアをリサイクルドアに付け替えました、付け替えたドアの後ろフチがクオーターパネルを引き出す基準になります。

フレーム修正用のタワーを使用して内側に入った部分を引き出しています。

ホイールハウスアウター部も修理致しました。

強度のあるスタッドのチップを使用してロックピラー部をライン状に引き出しています。

アール部を適切に引きだせる道具を使用することにより良い仕事を目指します。

ハンマーと当板を使用し、鉄板面を平滑に整形しています。

スタッドのコゲ痕、旧塗膜の剥離を行い、パテの密着を向上させるために表面を荒して有ります。
周辺のフェザーエッジを滑らかに取り、パテ付け作業に移行できます。

強度が有り、低収縮のファイバーパテを使用しています、必ずシゴキ付けを行ってから本盛りします。

仕上げの120番パテ成型が終わりサフェーサーを塗装する準備が出来ました。
ミスト（サフェ塗料）が飛び、ボディー表面がザラ付かないように全面にマスキングを行いました。

ホイールハウスのミミの裏側はサフェをガン吹きしても塗れない部分が有るのでサフェの筆塗りを行った上にシーラーを流しました。

サフェ研ぎ、足付け、マスキングを行い塗装作業に移ります。

塗装を行いました、トップコートクリアーはニッペ製LXクリアーを使用しています。

ガンのカップをさかさまにして裏側の塗装を行いました。

天日乾燥を行っています、温度が上がりすぎることは無いですが、温度と時間を管理しています。

組み付け、ポリッシングを行い完成しました。

この度はH様　誠にありがとうございました。