ホンダ ヴェゼル タッチペイント修理例

左リアドア後部、クオーターパネルの傷をタッチペイントにて修理を行います。

ホイールハウスプロテクターにも損傷が有ります。

部分的に下層の電着塗装まで傷が達しています。

表面の白い付着物を脱脂に使うシリコンオフを使用して掃除しました。

汚れは取れたのですが、深めの傷が有るので、出来る限り研ぎ出しを行いました。

クリアーの下に塗装されているカラーベースが少し出てきたところで研ぎを終えて、ポリッシングの為にペーパー目を細かくしていきます。

3M製トライザクトを使用し5000番まで目を細かくしました

ミガキはウールバフから始めます、低回転で下が出ない様に心掛けました。

最後はオーロラマークが出にくい様にダブルアクションポリッシャーを使用します。

オフで脱脂を行い、下が出ている部分にベースカラーを筆塗りしました。

研ぎこんでも取り切れないクリヤー表面の傷とベース筆塗り部分を、通常上塗りに使用する二液クリアーにてカバーしました。
ドア裏シーリング部もクリアーを筆塗りしています。

パネルが少々変形しているので、防錆ワックスを吹き付けました、ウエザーストリップの取付穴から自在に曲げられるノズルを使用します。


硬化剤と化学反応して硬化する二液クリアーを使用しているので、加熱硬化を行いました。

プロテクターを樹脂用ワックスを使用して磨きを行いました。


周辺部の清掃を行い完成しました。

この度はN様 誠にありがとうございました。

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